先日「Webデザイン」という単語でググったら、「Webデザイナー 就職 難しい」という検索候補が上がってきました。
検索候補っていうのはそれだけ世の中に検索してる人が多いから出てくるわけですが、気にされてる方が多いんだなと感じました。
Webデザイナーに限らず、勉強は出来ても未経験で就職するのは難しいと言われますが、筆者としてはそんな事は無いのでは(もちろん相応の努力や、未経験特有の壁はあるかと思いますが)と考えています。
筆者も未経験でWebデザイナーとして、制作会社に就職しました。
そんな経験から断言する「Webデザイナーの就職は特に難しくも何ともない」ことについて、この記事ではご紹介したいと思います。
また最後には、未経験でWebデザイナーとして就職を目指す方におすすめのサービスもご紹介しておりますので、参考にしてみてください！
Webデザイナーに”なる”事と”就職する”事は少し違う
最初に少し解説ですが、Webデザイナーに”なる”事と”就職する”事は少し違います。
まず、Webデザイナーになるのはとても簡単です。
Webデザイナーという職業は最近急速に注目を集めているということもあり、様々なWebデザインスクールが開校していたり、参考書やTip紹介系ブログも増えています。
ちなみに、オススメのWebデザインスクールはこちらから見れますよ。
一方で、Webデザイナーとして就職することも難しくはないとは言え、「未経験」であるからこその「壁」と「必要な努力」があります。
目指す就職先によってこの辺りは大きく変わってくるかと思いますが、特にWeb制作会社などの場合は未経験というだけで能力に関わらずNGを出される場合が多いと言えます。
ただし昨今は働き方の変容が大きく注目されており、Webデザイナーとしてのキャリアは制作会社以外にもフリーランスや、一般企業にデザイン専門職として就職するインハウスデザイナーなど、様々な形を取り始めています。
就職先の優劣は全く無くなっていると言っても過言ではありません。
むしろ今まではWeb制作会社ぐらいしか就職先が無かった為、Webデザイナーの就職は難しいという風潮が広まっていたりするんですよね…。
目指すキャリアによって変わる就職難易度
「未経験」である事が、目指すキャリアに少なからず影響を与えることは理解できたかと思います。
さて、ここからはWebデザイナーの代表的なキャリア別の難易度や、未経験の場合はどのような課題があるのかを見ていきましょう。
①制作会社に正社員として就職する
前項でも既にお伝えしていますが、Webデザイナーとして制作会社に未経験で就職することは難易度が高いと言えるでしょう。
ただしここで言う難易度とは、「未経験の状態で面接を抜けること」の難しさであって、Webデザイナーとして就職することは何の難しさも無いと言って良いでしょう。新卒で入る正社員も漏れなく正社員(アルバイト経験済の人もいますが)ですしね。
一方制作会社の立場としては、未経験の中途採用なら即戦力を求めるのは当然と言える部分もありますので、制作会社や正社員に対する特別なこだわりが無ければ、一旦別のキャリアへ進むのも良しです。
また会社によっては「完全未経験でもOK」としている場合もあります。求人情報を隈なくチェックし、チャンスは逃さない様にしましょう。
正社員であることのメリットは当然収入面における安定性の確保かと思いますが、特にこのコロナ禍では少し怪しくなってきている気がします。ちなみに筆者が以前勤務していた制作会社も、コロナ禍が遠縁で無くなってしまいました。
世の中の全ての会社がそうでは無いと思いますが、少しずつ正社員と言う働き方・あり方も変わってきているのかもしれませんね。
難易度：
②制作会社にアルバイトとして就職する
制作会社にはアルバイトとして勤務することも可能です。
アルバイトであれば育成目的/正社員登用を見据えて、完全未経験からの採用を行なっている会社もありますので、制作会社に勤務したいというこだわりがあるなら、選択肢として考えるべきかと思います。
ただしアルバイトと正社員では、給与面や労働環境面等の違いがありますので注意しましょう。
難易度：
③ECサイト運営会社に就職する
Webデザインという領域からは少し離れますが、ECサイトの運営を専門に行なっていたり、一般企業内のECサイト運営部門が設けられたりしていて、そういった環境でもWebデザイナーの採用が行われています。
制作会社とは違って今どきの最先端なデザインを担当することは少ないかと思いますが、サイト運営を通じて商品画像の編集・補正作業やバナー制作・Webページの増設など、一般的なWebデザイナーと遜色無い経験が出来ます。
商品販売を通じてマーケティングの知識も得られ、立派な「経験」となります。転職にも有利ですよ。
難易度：
④一般企業にインハウスデザイナーとして就職する
インハウスWebデザイナーは、Webデザインに関わる働き方としてフリーランスと同じぐらいに広まりを見せています。
具体的には一般企業のWeb担当者として or Web部門へ勤務することになります。コストのかかる制作会社への外注費用対策として需要が高まっています。
社内でWebデザインに詳しい人材が居ない場合が多いので、自分自身で課題を見つけ出し、積極的に提案するようディレクションしていく必要があります。未経験では対応が難しい業務内容が含まれている可能性がある為、就職前の業務内容のリサーチが重要と言えるでしょう。
難易度：
インハウスデザイナーについては以下の記事にて詳しくご紹介していますので、興味のある方は是非。
⑤フリーランスとして独立する
最近はクラウドソーシングが活発に使われる様になり、フリーランスWebデザイナーとして活躍する人材も増えています。
実力次第でいくらでも上を目指す事ができますが、その実力には必ず「経験」が伴っているため、未経験で仕事を取ろうと提案を行なっても経験豊富な先輩フリーランスに仕事を総なめにされる可能性があります。
フリーランスは「仕事を取る」ことをしなければ話になりません。この辺りはよく留意しておく様にしましょう。
最近は案件とフリーランスとを繋ぐエージェントも活発に使われることもありますが、こちらも同様に経験重視なところが多いので難易度は高いと言えます。
難易度：
経験が重視される事が多いが、就職は難しくない
以上、未経験でWebデザイナーを目指す難しさについて解説させて頂きました。
制作会社での正社員採用は難易度が高いですが、Webデザイナーの需要が伸びていることで年々ハードルは下がっていると感じています。
それと同時に制作会社以外の働き方も様々なものが注目されてきており、キャリアの幅が広がってきています。
「正社員こそ正義」みたいな風潮もありますが、徐々にその時代は終わろうとしているのかもしれません。
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「本当はWebデザインの勉強をしてから現場に入りたいけど金銭的な余裕も無い為、Webデザイナーとして働きながら給料を貰い、スキルアップ出来たら…」というお声をよく耳にします。
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