こんにちは。めさめさです。
いきなりですが皆さん、「納品物の瑕疵」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。よく不動産などで用いられる用語なのですが、具体的には以下のことを指します。
「瑕疵」とは欠点・欠陥のあることを意味します。瑕疵には様々なものがあり「法律行為における意思表示の瑕疵」「売買の目的物の瑕疵」「土地工作物の設置・保存の瑕疵」「占有における瑕疵」などが問題とされます。
不動産の場合は特に土地や物件などを販売するorした後に出てきた種々の問題(雨漏りしたり等)のことを指します。
Webデザインにもこの瑕疵という言葉が使われます。主に納品後のWebサイトが表示されなくなった、製作中に問題が発生し納品出来なくなったなど、納品物に関するトラブルの事全般を指します。
制作物に関する責任を全て自分が負う可能性もありますから、特にスキルを学習してから日が浅いフリーランスWebデザイナーの方は注意した方が良いと思います。
そんなトラブルは何としても避けたい所ですが、経験の浅さから失敗してしまい重大なトラブルに発展するなど、決してあり得ない話では無いのです。
実は現役Webデザイナーである筆者も、副業の範疇として一番最初に受注した仕事で瑕疵寸前に陥るミスをしでかした経験があります。今回はその経験談を交えつつ、どうすれば納品物に関するトラブルを回避するかを解説していきたいと思います。
受注した仕事について
案件を受注した背景
2〜3年前に今とは違う制作会社に勤めていたとき、「今の自分のレベルってどんなもんなんだろう」と思い、試しにクラウドソーシング「ランサーズ」で公募されていた仕事に試しに提案したのがきっかけでした。
当時はまだまだ経験が浅く、制作実績も少しだけ。しかし直近で某有名企業のサイト制作を担当した事もあり、それが嬉しくて調子に乗ってた訳ですね。
それでも、クラウドソーシング案件に提案するのは初めての事でしたし、提案してすぐ受注できるとは考えていませんでしたが、何と初回から受注することが出来たのです。
提案が通ってクライアントから連絡が来た時、喜びすぎて奇声を発したのを今でも覚えています、、、
当時のスキルセット
案件を受注した際に筆者にあったスキルとしては、以下の様なものでした。
- Webデザイナー歴は半年ぐらい
- Photoshop / Illustrator / XD /はゴリゴリ使える
- コーディング(静的サイト)ゴリゴリできる
- jsはイマイチ分からん
- PHPは一度も勉強した事がない
- WordPressはちょっと触り始めたぐらいで殆ど分からない
こんな感じでした。
普通に静的サイトを作る分なら制作スキル的には大きく問題にならない程度、と言ったところでしょうか。
しかし、jsやPHPはお察しレベル。WordPressもちょっと触っただけという、地雷の良い香りがしてきそうですねー。
ちなみにWebデザイナーにとってWordPressのスキルは必要かというのを、以下の記事で解説しています。宜しければ参考にしてみてくださいね。
受注した案件の概要
一方で受注した案件の概要は以下の様なものでした。
- オフショアによるシステム開発をメインで取り扱う企業
- WordPressを使ったメディアサイト構築
- 記事から自社サービスへの誘導が最終目的
- サイト構成は先方の担当者が事前作成済み、納品後のSEO最適化も先方が担当
- 完全オリジナルテーマによる作成を希望
- カスタムフィールド(プラグイン)による独自入力項目を多数設置する必要がある
まぁ考えなくても分かりますが、
当時のスキルセットではまず無理過ぎるだろっていう案件ですね、、、
しかしそんな事も気付かず、当時の筆者が考えていたのは
- 自分のレベルを確かめたい という欲
- 勉強しながら制作すれば何とかなるやろ という慢心
- 普段やらないような案件をやってみたい という好奇心
がはるかに優っていて、不思議といける様な気がしたんですよね。
当時の筆者に会えるなら、何としてでも受注をやめろと言いたいです。
いざ受注してみた。現実は…?
最初は割とすんなり進んだ
クライアントが「デザインに対するこだわりがそこまでない」人だったので、デザインは初稿ですんなり通過。後で入った仕様変更や細部の修正は少しあったものの、初稿からは殆ど変わっていませんでした。
またデザイン自体が割とオーソドックスなレイアウトだったので、コーディングも時間が掛からず、あれよと言う間に制作が進んでいきました。
しかし「あれ?筆者天才じゃね?」と思ったのが運の尽きでした。
WordPress化のところで結局詰んだ
デザイン → コーディングと進んでいざWordPress化、ってところで徐々に手が止まっていきました。この時点で筆者はWordPress、ひいてはオリジナルテーマなんて一度も作ったこと無いですからね。
ただ、ネット上に転がってる知識やら参考書とかを読み漁ったおかげでスキル的には格段に向上したと思っています。おかげでオリジナルテーマ自体は案件を通じて作れるようになってました。
まだ納期には1か月ありましたし、「○○を××すれば多分いけるんじゃないか」みたいな希望も出てきたんですが、サブループやカスタムフィールドやら良い感じに織り交ぜないといけない箇所で、とうとう本当に詰んでしまいました。
問題解決のために筆者がやったこと
詰んだとはいえ一度受注したからには納品せねばなりません。どうにかしてこの状況を打開しようと、筆者がやったことが3つあります。
①出来ないところをもう少し勉強してみた
単純な話、分からないなら分かる様になってしまえば良いので、もう少し勉強するようにしました。納品まで1ヶ月の猶予があったので、十分とは言えませんが突貫でWordPress / PHPの知識がさらに深まり改善ができたところもありましたが、未だ実装に苦慮する部分がありました。
②仕様の変更を提案した
そもそも、受注の段階でクライアントの意見を鵜呑みにし過ぎた部分があり、仕様的に実現不可能な箇所が出てきていました。ただし前述の勉強をしたからこそ「これは無理だ」と分かったので、いかに自分がスキル不足だったかを思い知らされました。
クライアントにはそのままの事実を伝え、元来の要件から転換する代案を提示し、納得頂ける内容に持っていくよう努めました。
③最後は泣きながら別の人に任せた
本当に当たり前の話ですが、納品できずにクライアントに迷惑を掛ける方がよろしく無いと判断。
業務契約書とかの締結が一切無い案件だったので、別のクラウドソーシングを使って実装できなかった部分だけを外注することになりました。
今回は元々の単価が相場よりかけ離れた低単価案件(※今だったら絶対受けない)だったので、外注費用だけで殆ど儲けが持って行かれましたが、周りに頼れる人もいないので、そうする他ありませんでした。
結果、自業自得。
外注した事で案件の問題は全て解決し、納品も無事完了しました。
依頼して半日後ぐらいには完成との報告があり、やっぱり本物のプロは違うなー(※当たり前ですが)と思ったのと、自分の力不足を痛感しました。
結果として無事納品できたから良かったのですが、最後の案件横流しが出来なかったらアウトだったので、本当に馬鹿なことをしたと思います。
よく案件をやりながら勉強すれば良いんだよという人を見ますが、とんでもありません。
確かに間違いでは無いかもしれないが、バックアップしてくれる人がいない限り、やるべきじゃない(※当たり前ですが)
今回ご紹介した例はかなりぶっ飛んだ例なのでアレですが、
- 納品物の仕様でクライアントとトラブルになった
- Webサイトを設置するクライアントサーバーを触っていたら、消してはいけないものを消してしまった
- PCがウイルス感染し、秘匿しておくべき情報が漏洩した
などなど、フリーランスに降りかかるトラブルにはキリがありませんし、場合によってはとんでもない額の損害賠償を請求される可能性があります!「自分は大丈夫だろう」と思っているそこのあなた、次はあなたが瑕疵する番かもしれませんよ。
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②納品物の瑕疵・物品損壊・情報漏洩・著作権侵害など(※今回の筆者の例 など)
最高 500万円
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